ロックはカギをかけるという意味。ロックダンス(ロッキン)!このロックとは、ロックンロールなどの“ROCK”ではなく、カギをかけるという意味の“LOCK”。この言葉からもわかるとおり、身体の各部をカギをかけるかのように固定しピタっと止まり、そして動き出すことで流れを作るのが、このロックダンスの特徴。曲のリズムに合わせて、身体の各関節や筋肉をコントロールしていくんだ。
ロックダンスは70年代に始まった。
ダンスで「オールドスクール」というと、ブレイキンとポップ、そして、このロックの3つを指すことが多い。ロックダンスはそもそも、70年頃にドンキャンベルというダンサーが生み出したと言われている。そして、彼のチームである“オリジナルロッカー
ズ”が、TV番組『ソウルトレイン』に出演するなどして、このダンスを普遍的なものとした。このチームには映画『ブレイクダンス』にも出演していたシャバドゥーや、日本にロックダンスを広めた重要人物のひとりである、TONY
GOGOなどが在籍。ちなみに、TONY GOGOは現在も日本在住であり、2006年のUK B-BOY
CHAMPIONSHIPSのLOCKIN'部門で優勝を果たした2人組、GOGO BROTHERSの実父としても知られている。
ロックの代表的なムーブは・・・
ロックダンスの代表的なムーブといえば、指を指す動きである「ポイント」、足を船のオールのように動かす「ウィッチウェイ」、“驚く→後ろに
逃げる→前に戻る”という動きの「ストップアンドゴー」などが挙げられる。もちろん、これら以外にもロックダンスのムーブはたくさんあるが、具体的な動きを言葉で説明するのは難しい。なので、もっと詳しく知りたい人は、『ダンススタイル』が出しているDVD『ダンススタイルロッカーズ』を見ていただければネ。
70年代の曲で踊られることが多いロックダンス。
最後に、ロックダンスに使われる音楽を簡単に紹介していこう。前述した 『ソウルトレイン』にオリジナルロッカーズが出演していたことなどから、ロックダンスは、その時期のファンク/ソウルミュージックで踊られることが多い。定番曲としては、スライ&ザファミリーストーンの「ダンストゥザミュージック」やルーファストーマスの「ドゥザファン
キーペンギン」などが挙げられる。ちなみに、「ドゥザファンキーペンギン」で流行ったソウルダンスのムーブ“ファンキーペンギン”を、変型させたのがロックダンスの始まり、なんて説もあったりする。この曲も、ぜひチェックしてみてね。